心理術と聞くと、特別なテクニックのように聞こえるかもしれませんが、実は私たちの身近に存在しているものです。
例えば、スーパーへ行くと「限定○個」「特別価格298円!」といった宣伝を目にしたりすることがありますが、これも心理学の一種なのです。
接客やプレゼン、会議などのビジネスの場や恋愛においての意中の相手へのアプローチ法など使える場は様々です。少しのワンクッションでうまくいくことが増えるかもしれません。
あなたの毎日が少しでも豊かなものとなると、とても幸いです。
それでは、見ていきましょう!!!!
あなたは本音を見抜けますか?
まず早速3択問題です。
Q手のひらを見せながら話している相手の心理は?
A 気を許している
B 緊張している
C 敵意を持っている
答え
A 気を許している
手先の動きで相手の心理状態がわかります。もし相手が手のひらを見せていたら、それは気を許していて、親近感を抱いている証拠です。このような相手には気軽に接して、積極的に溶け込んでみるのも良いでしょう。逆に、手のひらをあまり開いてなかったり、極端な例ですが、拳を握っていたりすると注意が必要です。
何気ないしぐさや表情、声のトーンに本人も気づかない本音があらわれる?
人は何気ない動作や表情に心理が現れます。例えば、声のトーンが高くなったり、髪の毛や体を触っていたら焦ってる、胸を突き出していたら敵対心を持っている、まばたきの回数が多いと不安を感じているなど、そのしぐさから相手の本音を読み取ることができるのです。
まずは身近にいる相手をじっくり観察してみてください。これからいくつかの心理術を紹介するので、それに照らし合わせれば、相手の本音や本人も気づいていない心情が見えてくるかもしれません。相手の本音を見抜き、その心理状態に合わせて適切な対応をとっていけば、仕事の場面でもプライベートの場面でも良い結果を導き出せるようになります。それでは見ていきましょう!
仕事術編
•相手のまばたきが多いと要求を通すチャンス
まばたきの回数と不安感の強さは比例する。
平均的なまばたきの回数は3秒に1回、1分間に20回程度とされています。しかし、不安や緊張に感じた時は、脳内伝達物質であるドーパミンの活性化により、回数が多くなってきます。
相手のまばたきが多いと感じたら、不安になっているか、焦っている可能性が高いです。そんなときは多少強引でも、要求をしたら通るかもしれません。
また、あなたに好意があって緊張している場合でも、まばたきの回数は多くなります。
•座ったときの足の開き具合で相手の信頼度がわかる
足は無意識に心理があらわれる
無意識の心理は足にあらわれやすいです。身体感覚は、顔の表情など頭に近い部分ほど意識できますが、頭から遠くなるほど意識が届きにくくなるからです。その特性を利用して足の開き具合で相手の信頼度を探ってみましょう。
不安を感じていたり、緊張したりしている場合、座った時の足は固く閉ざされます。
逆に信頼している場合は、安心している状態なので、ある程度脱力して足は軽く開いています。
座った時に足が軽く開いている状態ですと、相手、もしくは相手の方々がリラックスしてこちらの話しを聞いてくれていることとなるので、良い状態と言えるでしょう。
恋愛術編
•興味があるものの前では目の見開き度が大きくなる
瞳孔は意識的に動かせないため、本心があらわれる
人は興味の対象となるものを前にすると瞳孔が開きます。瞳孔の動きは意識的にコントロールすることができず、嘘がつけないため、相手の心理を探るうえでのポイントになります。しかし、実際に瞳孔が開いているかどうかを見分けるのは難しいので、目の見開き具合で相手が興味を持っているのかをチェックして判断するようにしましょう。
ちなみに少女漫画で、少女がイケメンや好きな人が現れると、目が大きくキラキラして描かれるシーンがありますがまさにその通りと言えます。
•気の合うもの同士は、話し方やしぐさが似てくる
好意を寄せ合うほど「同調傾向」が増えていく
仲の良い夫婦の行動はよく似ているのは、似せようとしてそうなっているわけではなく、無意識のうちに似てくるもので、この現象を「同調傾向」と言います。
お互いが好意を寄せ合っているかどうかを見抜きたいときは、間の取り方が似ている、言葉使いが似ている、笑うタイミングが似ているなどの同調傾向をチェックしてみてください。
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